
兵庫県 ばね製造工場
従来は水溶性の切削液を使用しており、液の腐敗が製品サビの原因になるので、頻繁な液交換や清掃が必要でした。年に約20万円の清掃費がかかっていました。
SYITT OilWater導入後
SYITT OilWaterを継ぎ足すだけで済むので、手間が大幅に減りました。従来の切削液のような強い悪臭もなく、作業場がずっと快適になりました。時間が経っても無臭で女性作業員にも嬉しいです。
鉄鋼新聞で取り上げられ、
先進技術と環境への優しさが評価されています。
工場の作業場がいつも油で汚れている…
働く環境が悪くなり、人が続々と辞めていく 持続可能な企業運営ができない
髪の毛や衣服についた臭いは洗っても取れない
油汚れが蓄積し定期的に大掛かりな清掃が必要 洗浄剤・人件費などのコストが大幅に増加
作業場のべたつき低減
鉱物油を含まないため、加工中の油煙や油汚れやべたつきがほとんどなくなり、作業場の快適さが大幅に向上。作業環境を快適に保てます。
従来は水溶性の切削液を使用しており、液の腐敗が製品サビの原因になるので、頻繁な液交換や清掃が必要でした。年に約20万円の清掃費がかかっていました。
SYITT OilWaterを継ぎ足すだけで済むので、手間が大幅に減りました。従来の切削液のような強い悪臭もなく、作業場がずっと快適になりました。時間が経っても無臭で女性作業員にも嬉しいです。
油煙で作業環境が悪化し、廃油処理コストの増大、工具の寿命も短くなるなど生産性と経営を圧迫。衛生面でも医療用線材対応が難しい課題がありました。
油煙が全くなく、作業者の髪や服に臭いがつかなくなったのが大きなメリットです。特に女性から高い評価を得ています。部分的には単価が油より高いかもしれませんが、ミストコレクターが不要になったり、工業用でなく店舗用のエアコン導入を実現したりと、全体で見ると大きなコスト削減につながっています。
アルカリ電解水の高いpH環境は菌の繁殖を抑え、油分を使わないことで汚染リスクも低減。厳しい衛生基準が求められる医療用線材でも、品質を損なわずに加工を行えるのが大きなメリットです。
鉱物油も防腐剤も含まない、
“人にも環境にもやさしい” 新しい金属加工液
加工中の熱をすばやく吸収し、工具や部品を冷却します。
優れた冷却・潤滑効果で、加工時の摩擦を低減し、スムーズな作業が可能に。
加工時に発生する熱を素早く奪うためには、
加工液が加工点や加工面にしっかり吸着して熱を逃がす必要があります。
工具の寿命延長や被削材の熱変形抑制につながり、加工品質の安定化や加工条件の向上に貢献します。
SYITT Oilwaterは、アルカリ電解水の高い浸透性をさらに強化し、
金属表面に瞬時に広がって熱を奪います。
浸透性に優れ、乳化(=水と油が均一に混ざり合う)することで
加工部品全体にいきわたり効率よく冷却できます。
アルカリ電解水は金属表面に付着した油汚れを浮かせて剥がす効果があります。
この洗浄力で、工場環境や加工後の金属表面を清潔に保ち、洗浄工程もラクになります。
油をしっかり浮かせ、簡単に落とします。
追加の洗浄剤がいらず洗浄工程が大幅に楽になります。
アルカリ電解水は、pH 11〜12という非常に高いアルカリ性を示します。
この高いpH環境は、微生物の生育条件を大きく超えるため、衛生的な効果があります。
金属の錆びを防ぎ、工具を長く使えるように守ります。
アルカリ電解水と専用添加剤の組み合わせにより、被加工材表面を脱脂しながら錆の発生を防止します。
防錆油ほどではありませんが、全浸漬することで簡易防錆が可能です。
鉄試験片を全浸漬させた状態での実験
冷却と洗浄が摩耗を抑え、寿命が約30%アップした事例も。
冷却性と潤滑性を兼ね備え
より高い加工性能を実現
超硬の加工といえばこれ
※超硬だけでなく、難削材全般
防腐剤や鉱物油を使わないため、廃液の処理量が少なくなり、CO₂削減の効果があります。
現場の作業者の健康リスクも軽減され、SDGsの目標達成にも貢献。
住み続けられるまちづくりを
SDGs 11.62030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。
つくる責任 つかう責任
2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。
さらに、潤滑油の年間国内製造量は約250万kLで、廃液は約84万kLというデータがありますが、
SYITT OilWaterのような金属加工液を導入することで、この廃液量を大きく減らす可能性があります。
お気軽にご連絡ください。営業スタッフが貴社の課題をヒアリングし、最適な導入方法をご提案します。
既存ラインの加工精度、工具の交換サイクル、加工液 (SYITT Oilwater)の濃度・倍率、交換頻度などをヒアリングします。評価中のラインがある場合は、現場の状況を拝見しながら詳細を確認させていただきます。
現状のライン情報をもとに、評価項目や確認方法、期間、目標などを設定します。評価対象となる機械、工具、材料、製品などを洗い出し、具体的な計画を立てます。
目標品質を踏まえ、既存の加工機で実際にテストを行っていただきます。できる限り現場の運用条件に近い環境でテストすることで、より精度の高い検証が可能です。
従来の加工液と比較し、環境改善や洗浄性能、加工後の製品品質、工具の摩耗状況などを総合的に評価します。数値化できる部分はグラフやデータを用いて可視化し、改善効果を明確にします。
評価結果を踏まえ、SYITT Oilwaterの供給方法など、実際の運用に必要な管理体制を整備します。最適な運用のための管理方法や注意点を弊社からアドバイスし、長期的なサポートを提供いたします。
※新規工液の評価に際してご不明な点があれば、いつでもお問い合わせください。
お客様の環境改善や加工効率の向上に向けて、課題を共有しながら、一つひとつ解決していきます。
水溶性仕様の機械にのみ使用可能です。油性仕様の機械ではご使用いただけません。
ただし油性仕様の機械でも、そのまま、あるいは簡単な改造でご使用いただける場合がございますので、
担当者にご相談ください。
SYITT OilWaterには鉱物油の代わりに、水溶性の潤滑剤が使用されているためです。
機械設備等の改造は必要ございません。現状のままご使用可能です。
人体に有害な油煙発生の低減や、防腐剤・界面活性剤の不使用などにより、作業者の健康リスクを軽減することができます。
他にも、作業場内の匂いや機械のべたつきの低減など、労働環境改善に繋がるメリットが多くございます。
SYITT OilWaterは、アルカリ電解水と専用添加剤を混ぜて使用します。
アルカリ電解水は強アルカリ性(~pH12.5)のため、そのまま下水処理することはできません。
下水道に流す場合は、必ずクエン酸等で中和してから排水処理してください。
強アルカリ性のため、希釈作業等を行う場合には、必ずゴム手袋等を着用してください。
(添加剤SP-Xを希釈後のSYITT OilWaterのpHは8.5前後、WK-αの場合は9.5~10.5となります)
会社名 | 株式会社 天彦産業 |
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所在地 | |
代表取締役社長 | 樋口 威彦 |
事業内容 | 国内外における、特殊鋼、ステンレス等の素材販売、加工販売 |
URL | https://www.tenhiko.co.jp/ |
お問い合わせ先 |
TEL:06-6262-1875 (営業時間:平日9時〜17時) |